【速報】Amazon Q in QuickSight Scenarios 誕生。シナリオ分析で複雑な問題解決を支援
こんにちは、せーのです。
現地時間2024年12月3日、ラスベガスで開催中のAWS re:Invent 2024において、Amazon QuickSightの新機能が発表されました。
Amazon Q in QuickSightにシナリオ分析機能が追加され、より複雑なビジネス課題への対応が可能になりました。
つまりなに?
QuickSightにある豊富なデータを利用して、ビジネス要件をQに尋ねるだけで必要な処理をQuicksight上でしてくれる便利機能です。同日に発表されたQ DeveloperとSagemaker Canvasの統合に似ていて、自然言語でQと対話しながらこうしたい、ああしたい、というとQがQuicksightリソースを活用していい感じにしてくれる、というサービスです。
新機能のポイント
- 自然言語での質問から複雑なデータ分析を実行可能
- 従来のスプレッドシート作業と比較して最大10倍の分析速度を実現
- ステップバイステップでの分析アプローチを提案
主要機能
- 複数の分析パスを同時に探索可能な分析キャンバス
- AIによる分析アプローチの提案と自動データ分析
- データの可視化と具体的なアクション提案の自動生成
技術的なメリット
- Amazon Athena、Aurora、Redshift、S3、OpenSearchなど、主要なAWSデータソースと連携
- CSVまたは単一シートExcelファイルのアップロードに対応
- 既存のQuickSightダッシュボードとシームレスに統合
提供リージョン・料金
- 米国東部(バージニア北部)
- 米国西部(オレゴン)
- QuickSight Proユーザーを対象にプレビュー提供
まとめ
この新機能により、複雑なビジネス分析をAIの支援のもと効率的に実行できるようになります。データドリブンな意思決定をより迅速に行いたい企業にとって、強力なツールとなることが期待されます。